仕事しているふり・話が分かったふりで責められるのは何故なのか

 

こんにちは。
いちや です。

 

仕事をしているふり、
話が分かったふりをするなと、
何故、責められてしまうのか。

 

今日は、「うん、うん」という、
無意識の身体の反応が、
あらぬ誤解を招いていた
というお話です。

 

なぜか「“○○なふり”をするな」といわれる

 

以前、仕事の話の中で、
「仕事をしている“ふり”をするな。」
「忙しい“ふり”をするな。」
と、指摘されたことがある。
もちろん親しみを込めて。

 

仕事の進め方が遅いとか、
文字通りにせわしなくしているから。

 

周りがそれほど忙しくないのに、
一人忙しそうとか。

 

私は指摘されるほど忙しい
わけではないので、
聞かれれば、
「いやいや、大丈夫ですよ。」と、
笑いながら返事をする。

 

でも、なぜ私は、
言われてしまうのだろう?
本当は仕事の段取りや優先順位
のことを指摘されているのだろうか。

 

いつもではないので、
気にしすぎなのかもしれないし、
私が気が付かないだけで、
無意識に忙しい何か見えない、
雰囲気を相手に感じさせて
いるのかもしれない。

 

あなたは、どのような時に、
忙しそうな”ふり”をしますか?
そもそも、“○○なふり”など、
しないかもしれませんね。

 

多い仕事量、
納期が差し迫っている、
他にやることや、
用事があるから、
声をかけられたくない。
取込み中なのでそっとして欲しい・・・。

 

「“○○なふり”をするな」を尋ねてみた

 

こんなことも言われました。
「人の話を聞いてる?
聞いてないでしょう。」

 

もちろん、親しみを込めてである。
と、思っていたのだが、
本当はどうなのだろうか?
疑念を持ち始めたのです。

 

あるとき、勇気を出して尋ねてみた。
「仕事をしている“ふり”」
「忙しい“ふり”」についてです。
「それほど忙しくないんでしょう?」
と、即答だった。

 

なるほど。
確かにそうかもしれない。
「死ぬほどは忙しくはない」し、
支援を仰ぐほど、
困っているわけではない。
もっと困っている人がいると(笑)。

 

あまりにも、核心をついていて、
それ以来、この件については、
記憶から消えかかっていた。

 

その人が理由を教えてくれた

 

ところが、
そんなこともすっかりと、
忘れかけていた、
ついこの間のことです。

 

全く別な人から指摘を受けて、
ストンと、腑に落ちたのです。

 

その人は、私に話しかけ、
一通りの説明をしてくれたあと、
私が分かってくれたと思い、
「理解しただろう」と判断した。

 

ところが、
実際は、そうではなかったと。

 

ミカンの缶詰を買うよう、
お使いを頼まれたのに
八百屋に行って、
ミカンを買ってきてしまった。

 

そんな感じ。
ボタンの掛け違いというか、
私の思い込みというのか、
そそっかしいというのか・・・

 

その人は教えてくれた。

 

首を縦に振って、
聞いているんだから、
誰もが「理解しただろう」と、
思うだろ?

 

「うん、うん」と、聞いてるから、
話が分かる奴だと思ったら、
分かっちゃいなかった(笑)

 

勝手に「うん、うん」と身体は反応する

 

そうか。
私は全く意識していなかったけど、
言われてみると、
確かに、「うんうん」と、
首を上下というか、
前後に動かしていたのです。

 

ほんのわずかですが(笑)

 

でも、これって、日常生活で、
誰もがやっているのでは?
と、私は思ったのです。

 

意識して、周囲を観察してみると、
首を前後上下に「うんうん」と、
反応するかのように動かしている人は、
滅多にいないことが分かった。

 

「うんうん」という身体反応は、
「聞いています!」という、
私のポーズではあるけれど、
その話を“理解しました”という
ことではないのです。

 

たんなる「私の癖」だった。

 

身体反応を理解して対策を

 

他人からみると、
「知っているふりをしている」と
思われてしまうということ。

 

あいつは「人の話を聞いている
ようで、聞いていない」。
それで結構。
“なくて七癖”って、
いうではないですか。

 

あらぬ誤解を招かないためにも、
自分の言葉で要約してみる、
分からないことは分からないと、
相手に伝える癖をつけることは
やっていこうと思います。
大人ですからね(笑)

 

それにしても、私の身体反応、
「お見通し」だったのですね。
でも、なんかスッキリとした気分。
これで、一つ隠し事が減った(笑)

 

晴れて私は、
このモヤモヤ感から解放されて
自由になれたのです。

 

まとめ:「うん、うん」という身体反応は周囲に「お見通し」。大切なのは、あらぬ誤解を招かない対策。自分の言葉で要約し、分からないことは分からないと、相手に伝えること。

 

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