資生堂タクティクスは昭和の大人の香りであり癒やしでもある

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こんにちは。
いちや です。

今日は、「子供の頃に嗅いだ
香りはいくつになっても記憶に
刻まれる。いい香りはこころの
“癒やし”になる。」
についてお話しします。

おなせな同級生と大人の整髪料

小学6年生のある日の朝、
いつも一緒に通学している
おませな友人がいて、
ひょんなことから、
大人の整髪料 ヘアリキッドの
話題になった。
45年ほど前のお話です。

当時の大人たちでは、
整髪料が流行っていた。

おじさん、おにいさんは、
ヘアリキッド、ポマード、
チックなど駆使して、
髪型を七三やオールバックで
カチッと髪をキメてる人が多かった。

通りすがりの大人たちの
香りをそれとなく嗅いでは、
あれは、資生堂MG5だとか、
このお兄さんは、
カネボウのエロイカだとか、
いい当てて遊んでいました。

あるとき、友人はこっそりと
親父さんのタクティクスの
ヘアリキッドをつけてきて、
悪ふざけして自慢するほど、
エスカレートしていた。
いつの時代も子供は
いたずら好きです。(笑)

「これがいい香りなのか?」と
全くの無知な私は、
感謝することしきりでした。

昔、流行った整髪料も世代交代

今は、どちらかというと,
微香派が主流ですよね。

というか、私自身は、
どちらかというと、
自然派の精油の方に興味が
移ってしまったので、
化粧品の香りに疎くなって、
分からないというのが
正直なところです。

朝のすし詰めの満員電車で、
いくらいい香りだといっても、
たっぷりとタクティクスの
ヘアリキッドで整えたお兄さんが
目の前に、ずっと立たれたとしたら、
さすがの私でも気持ち悪くなって
しまうのかもしれません。

まあ、化粧品でなくても
精油だとしても同じですね。
香りは、私としては、
ほどほどが、心地いいです。

香りの想いでは鮮明に蘇る

そう言えば、
こんなことも思い出しました。

小学校の遠足で、
生まれて山登りをしたときに、
「いい香りがする」と
勧められて嗅いでみた葉っぱが、
コカ・コーラの香りがしたこと。

初めて体験して、感動した「香り」。
その時の情景が鮮明に蘇ります。

蘇るとしばらくは、
頭の中で再現されますからね。
子供の時に、
印象に残っている香りの記憶。
走馬灯のように。

良い香りと思う、感じる、
そんな記憶には不思議と、
楽しかった思い出が
多い気がします。

もちろん、
あまりいい匂いとは、
感じられないものもある。

例えば、中学校へ入学して、
初めて体育館へ入ったときの
しっとりと濃厚な匂い。

私にとっては、
どちらかというと、
甘酸っぱい思い出が多いですね。

フラッシュバック!

実は最近、通勤途中で
すれ違いざまに、
先ほどのタクティクスの香り
を嗅いだのです。
もう何十年ぶりのことです。

ハッとした。
瞬時に、タクティクスの
あの容器とロゴと、数々の
おじさん、おにいさんたちの
姿が頭に浮かんできたのです。

そして後ろを振り向いた。
人混みの中にまみれて、
特定できない。
まさか、若い女性なのか。
(勘違いかもしれない)

「違う香りなのでは?」
と、思うかもしれません。
少し変わったのかもしれませんが、
間違いないです。
それぐらい克明に香りの記憶が、
頭の中に刻まれているのです。

いい香りは、絶えずに、
いつの時代でも残っていく
ものなのだと、
感じた瞬間でもある。

香りはこころの「癒やし」

どんな人が、使っているのだろう。

私のようにおっさんなのか。
若い男性なのか。
はたまた、若い女性なのか。
邦人なのか、外国人なのか。

もし、私のようなおっさん
だったとしたならば、
昔の記憶を懐かしむように、
昭和の大人の香りを
再体験するみたいな。

これもいわゆる、その人にとっての
こころの「癒やし」なのです。

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まとめ:子供の頃に嗅いだ香りはいくつになっても記憶に残る。いい香りはこころの「癒やし」となる。