定年退職で妻からの三行半を避けるために必要なこと

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こんにちは。
いちや です。

 

今日は、「定年退職で妻からの
三行半を避けるために必要なこと」
についてお話しをします。

 

前回の記事、
本当に夫の油断と甘えで妻からの
三行半は定年退職なのか

の解決策について考えます。

 

『「定年離婚」される夫が知らない、
妻が溜め込む恨みの正体』の最後に
その解く鍵があります。

 

以下のくだりです。

 

あなたが「定年前夜」で、
かつ「妻に一生、傍にいてほしい」と
願うならば、「共有」や「共感」がある
のかどうか、
今一度、胸に問いかけてみてほしい。

 

妻が夫に求めるもの。は、
年代によって違うのかもしれません。

恋人同士

結婚相手

育児子育て夫婦

とはいうものの、
どの年代でも当てはまる黄金律
があるのです。

 

あなたが「定年前夜」付近ならば、
この「共感」というキーワードは、
とても重要です。

 

もしかしたら、あなたは、
「妻に対して“共感”する」という
ことに、ピンとこないかもしれません。

 

「何年も一緒なんだから以心伝心で
分かる」というのも理解できます。

 

何年たっても、
「夫婦がお互いにまったくわかっていない」
ってことは、不思議なことではなく、
小さな頃から、二人とも育った環境が
全く違うので仕方ありません。

 

もう、身体に深く染みついているから、
今さら<「妻に対して“共感”する」に、
そう簡単には軌道修正できないでしょう。

 

ご飯は茶碗に一口も残さない。
トイレの便座はきちんと閉じる。
脱いだ靴下は洗濯かごへ入れる。
・・・とか。

 

些細な習慣の違いも同様です。
簡単には直せないと思います。

 

そこで、
カウンセラーや、セラピストであれば、
誰もがご存じの「来談者中心療法」
というものがあります。

 

アメリカの心理学者、カール ロジャースが
提唱したカウンセリングの手法です。

 

相談者に対して、
「このカウンセラーは、私のありのままを
丸ごと受け入れてくれる。
私が何をいっても否定せずに聞いてくれる」
という安心感を体験させることによって、
信頼関係を結んでいく。

 

そして、相談者は気づきを得て、
癒されてゆくというもの。

 

難しい話はさておき、
これを夫が妻に対して実践すること
なのです。

 

そんカウンセラーでもセラピストでもない
のに、そんなこと出来るのか。
と思われるかもしれません。
照れくさいとか、恥ずかしいとか。

 

妻の話を根気よく聴き、否定せず肯定し、
受け入れる。
そう傾聴と共感、受容を繰り返えす。

 

何年も一緒なんだからこそできることも
あるのです。

 

決して、意見やアドバイス、知識を
振りかざしたり、
押しつけることは、厳禁です。

 

妻を信頼して尊重する・・・。
理屈抜きにです。

 

考えを押し付けようとするのは、
相手を尊重してないからで、
押し付けられた側は、
我慢しなければならず、
不満が募ります。

 

信頼して尊重することで、
自ずと思い遣りの気持ちで優しく接し、
感謝し合えるようになり、
些細なことでも気にならなくなる
のだと思うのです。

 

傾聴と共感、受容を繰り返えすこと。

 

共感とは、相手と同じ気持ちになり、
その気持ちを、
しっかりと『味わう』ことです。

「そうだよね。わかるよ。」
というねぎらいの言葉でもあります。

 

同感とは違いますよ。
同感は、味わっていないですからね。

 

「聞いたふり」はしていませんね。
会話の時間はしっかりとってますね。

 

これでもう大丈夫です。
準備はできましたよ!

 

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